株式会社KURODAでは、この度、酒粕と米糠を主原料とした革新的な植物性養殖魚飼料の製造および販売を開始いたしました。この飼料は発酵により豊富な遊離アミノ酸を含んでおり、魚の健康促進と成長に顕著な効果をもたらします。安全性試験をクリアし、正式に飼料製造業者としての届出も完了しております。
私たちは、これまで農業資材の製造・販売を主な事業とし、植物由来の原料や微生物を活用した環境に配慮した製品づくりを追求してまいりました。その過程で、これらの資材が肥料としてだけでなく、魚用飼料にも最適であることが明らかとなり、この発見を機に養殖飼料製造という新たな分野への挑戦を決意いたしました。
この取り組みは、再生可能な資源の有効活用や廃棄物の削減といった当社の理念を、農業分野を超えてさらに広げるものです。農業資材分野で培った技術と経験を活かし、私たちは持続可能な資材づくりを通じて、地球環境に貢献することを目指しています。これからは養殖業界においても、環境負荷を軽減し、持続可能な未来を共に創り上げていく所存です。
現在、この独自の発酵技術を活用した植物性養殖魚飼料の製造に関しては特許申請中であり、製造業者様にとっても新たな成長機会を提供できると期待しております。本技術は、環境に配慮した水産業の未来を切り拓く革新技術として、持続可能な社会に大きく貢献するものです。
製品に関してのお問い合わせはこちら